2011年01月30日
映画「グリーン・ホーネット」感想文

イオンシネマ富士宮での観賞です。
ロサンゼルスの新聞社の御曹司ブリット・リイド(セス・ローゲン)は、父親のジェームズ(トム・ウィルキンソン)に放任されながらも厳しく育てられていた。成人したブリットはハチャメチャな生活を送っていたが、ある日父親のジェームズが蜂に刺されてショック死してしまう。一瞬にして新聞社の社長になったブリッドは、父親に仕えていた人間を全員解雇してしまうのだが、上手いコーヒーを入れる整備士のカトー(ジェイ・チョウ)だけは呼び戻した。カトーの作った改造車とカトー自身の戦闘力を知ったブリットは、二人でコンビを組んで街の悪党をやっつけていく正義の味方をやっていくことを提案する。その頃のロスは街の裏側をギャングの親玉のチュドノフスキー(クリストフ・ヴァルツ)が君臨していた。
昼は新聞社の青年社長だが、夜な夜な相棒と共に犯罪者と戦う正義の味方グリーン・ホーネットの活躍を描いたドラマシリーズのリメイク版です。監督さんは「僕らのミライへ逆回転」のミシェル・ゴンドリー。主演の青年社長役に「スパイダーウィックの謎」のセス・ローゲン。その相棒役に「王妃の紋章」のジェイ・チョウ。社長秘書役に「チャーリーズ・エンジェル」のキャメロン・ディアス。ギャングのボス役に「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツ。
テレビドラマではブルース・リーがカトー役をやっていたことでも有名な作品です。基本アメコミなので考えずに表面を流していけば良い構成になっています。この作品は3D前提の作品作りとなっていますが、3D嫌いの私はわざわざ2D上映を探して観に行ったのですが、2Dでも何ら遜色の無いアクションに仕上がっていると思います。主役に対してイケメンでもないセス・ローゲンを起用したのも、主人公のキャラを考えると何となく正解な感じです。
ただ何となく主人公の心の底にあるだろう考えが何となく分かりづらい感じがしました。先に言ったようにアメコミなので表面を追っていけばいいのですが、それにしてもあまりに薄っぺらいお金持ちのメチャクチャなヒーローごっこになってしまっています。主人公のキャラクターの創りが「バットマン」や「アイアンマン」に比べると何となくぼんやり感がある気がします。
この先も続きが作れるようなエンディングになっていますが、この先のほうがドラマ的にも面白いものが作れるような気がします。時間とお金のある方はご覧下さい。
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2011年01月26日
第4回お酒落寄席のお知らせ(訂正版)

冒頭より大変なお詫びをしなければなりません。お酒落寄席の情報に誤りがありましたm(__)m
一部チラシ、ポスター、清水落語王国のケータイサイト、当ブログのご案内記事、ベイプレス様の発行しました「Baypress」などに掲載されました清水酒販協同組合さんの電話番号に誤りがありました。
正しくは、
054-368-7811
です。
ケータイサイト、当ブログの前にご案内いたしました記事は訂正いたしました。
誤った番号に電話をかけますと「現在使われておりません」になります。
お詫びをいたしまして訂正いたします。誠に申し訳ありませんでした。
そんなことを踏まえまして、今年も清水酒販協同組合さん主催のチャリティー落語会「お酒落寄席」が開催されます。
毎度申し上げますが、お酒屋さんの組合ですので「お酒」と「お洒落」をかけて、「お酒落寄席」と書いて「お洒落寄席」と読みます。え?お洒落は読めますよね??「おしゃれ」ですよ(^^)
第4回となる今回は三遊亭白鳥師匠と春風亭百栄師匠の二人会。
清水と縁の深い新潟県上越市ご出身の三遊亭白鳥師匠。一昨年ご出演いただいた三遊亭圓丈師匠のお弟子さんで、主に新作落語を演じられます。春風亭昇太師匠もメンバーの創作話芸協会「SWA」の一員です。
春風亭百栄師匠はもう説明不要かと(決して手抜きではありませんが、いつも同じ説明をしてもなんなので)。
第4回お酒落寄席の詳細は次の通り。
日時:2011年2月26日(土) 開場は18:30 開演は19:00
場所:「清水テルサ」1階多目的ホール
静岡市清水区島崎町223番地(JR清水駅東口徒歩5分・静鉄新清水駅徒歩10分)
全席自由席 2,000円 前売りのみの販売です。
チケットのお求めは清水区内のお酒屋さんでお求め下さい(一部取扱の無いお酒屋さんもございます)。
お問い合わせは054-368-7811、清水酒販協同組合さんまで。
また清水落語王国でもチケットの取扱をしています。
まずは静岡市葵区内の「喫茶じゅげむ」さんに委託して販売していただいています。
○喫茶じゅげむ 静岡市葵区上石町2−9
また、メールでの直販もやっています。
メールのやり取り&銀行振込でご購入できます。
この方法は郵送料は当方で負担いたしますが、お振込手数料はご購入者様ご負担でお願いいたします。
まずは以下のアドレスにメールを下さい。メールにはアドレスとお名前を忘れずに!
shimizurakugo@mbn.nifty.com
(一部設定により件名や本文が文字化けするケースが報告されています。その場合は文字化けした部分を削除して下さって構いません。)
またツイッターでも同様に受付いたします。@srakugo_nowのアカウントにReでご連絡ください。相互フォロー後、DMでのやり取りとなります。
どちらの方法でも、ご連絡いただいた後、こちらよりお振込先等のご連絡をいたします。
まぁ、ヤフオクの取引みたいな感じになります。
お電話では事務局にお願いいたします。
054-351-0511
(株式会社ベイプレスセンター内)
土日祝日は留守番電話の対応となります。
是非お越しください!
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2011年01月24日
映画「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」感想文

静岡シネ・ギャラリーでの観賞です。
1950年代のリバプール。伯母ミミ(クリスティン・スコット・トーマス)の家で暮らすジョン(アーロン・ジョンソン)は、厳格な伯母に反感を持ちつつも、彼を理解してくれる伯父のジョージ(デヴィッド・スレルフォール)楽しく暮らしていた。しかしそのジョージが急死し、その葬儀に来ていた赤毛の夫人ジュリア(アンヌ=マリー・ダフ)の姿を見つける。彼女はジョンが幼い頃に記憶していた実の母親だった。ジュリアは徒歩で行けるほどそばに住んでいた。彼女の家に度々訪れたジョンだったが、奔放なジュリアの姿に強く影響され、その素行が乱れてきた。停学をくらったジョンはジュリアの家に入り浸り、そこでバンジョーを覚え、自分で音楽をすることに目覚める。
世界の音楽に影響を与え、自身の生き方にもその個性を現していたアーティスト、ジョン・レノンの少年時代を描いた一本です。主演のジョン・レノン役に「幻影師アイゼンハイム」のアーロン・ジョンソン。ジョンの実の母親役に「終着駅 トルストイ最後の旅」のアンヌ=マリー・ダフ。伯母役に「ブーリン家の姉妹」のクリスティン・スコット・トーマス。ポール・マッカートニー役に「ラブ・アクチュアリー」のトーマス・サングスター。
さてジョン・レノンの少年時代を描いたものですが、一つの「作品」としてもなかなか良く仕上がっています。それくらいジョンの少年期がドラマチックで、それゆえあんな人間が完成したんだという、何ともいえない感傷が湧きあがってきます。実の親と育ての親が姉妹でありながら違った性格を持ち、違った形の愛をジョンに与えつづけるのだが、本人はそれをある時は真っ当に、ある時は穿って受け入れていく。そしてそんなジョンを理解し受け入れていく友人たち。90分強という時間の中で、濃厚に一人の少年を映し出しています。
ただビートルズの前身バンドであるザ・クオリーメンの音楽や、ポールやジョージのくだりももう少しあっても良かったなと感じましたけどね。
最初から最後まで「ザ・ビートルズ」というセリフが一つも出てこなかったところも良かったと思います。ビートルズファンでなくても楽しめる一本に仕上がっています。時間のある方はご覧下さい。
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2011年01月19日
第4回お酒落寄席のお知らせです!

さて今年も清水酒販協同組合さん主催のチャリティー落語会「お酒落寄席」が開催されます。
毎度申し上げますが、お酒屋さんの組合ですので「お酒」と「お洒落」をかけて、「お酒落寄席」と書いて「お洒落寄席」と読みます。え?お洒落は読めますよね??「おしゃれ」ですよ(^^)
第4回となる今回は三遊亭白鳥師匠と春風亭百栄師匠の二人会。
清水と縁の深い新潟県上越市ご出身の三遊亭白鳥師匠。一昨年ご出演いただいた三遊亭圓丈師匠のお弟子さんで、主に新作落語を演じられます。春風亭昇太師匠もメンバーの創作話芸協会「SWA」の一員です。
春風亭百栄師匠はもう説明不要かと(決して手抜きではありませんが、いつも同じ説明をしてもなんなので)。
第4回お酒落寄席の詳細は次の通り。
日時:2011年2月26日(土) 開場は18:30 開演は19:00
場所:「清水テルサ」1階多目的ホール
静岡市清水区島崎町223番地(JR清水駅東口徒歩5分・静鉄新清水駅徒歩10分)
全席自由席 2,000円 前売りのみの販売です。
チケットのお求めは清水区内のお酒屋さんでお求め下さい(一部取扱の無いお酒屋さんもございます)。
お問い合わせは054-368-7811、清水酒販協同組合さんまで。
また清水落語王国でもチケットの取扱をしています。
まずは静岡市葵区内の「喫茶じゅげむ」さんに委託して販売していただいています。
○喫茶じゅげむ 静岡市葵区上石町2−9
また、メールでの直販もやっています。
メールのやり取り&銀行振込でご購入できます。
この方法は郵送料は当方で負担いたしますが、お振込手数料はご購入者様ご負担でお願いいたします。
まずは以下のアドレスにメールを下さい。メールにはアドレスとお名前を忘れずに!
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(一部設定により件名や本文が文字化けするケースが報告されています。その場合は文字化けした部分を削除して下さって構いません。)
またツイッターでも同様に受付いたします。@srakugo_nowのアカウントにReでご連絡ください。相互フォロー後、DMでのやり取りとなります。
どちらの方法でも、ご連絡いただいた後、こちらよりお振込先等のご連絡をいたします。
まぁ、ヤフオクの取引みたいな感じになります。
お電話では事務局にお願いいたします。
054-351-0511
(株式会社ベイプレスセンター内)
土日祝日は留守番電話の対応となります。
是非お越しください!
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2011年01月16日
映画「バーレスク」感想文

シネマサンシャイン沼津での観賞です。
歌手になる夢を持った孤独な身の上のアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、田舎を捨てロサンゼルスにやってきた。早速バックコーラスなどの仕事を探すのだが、全て断られてしまう。夜の街を歩いていたアリは「ラウンジ・バーレスク」というショークラブを訪れる。そこで見たショーに感激したアリは、知り合ったバーテンのジャック(カム・ジガンデイ)の紹介でクラブのオーナーのテス(シェール)に自らを売り込んだ。しかしテスはアリの売り込みを軽く断ってしまう。諦めきれないアリはウェートレスとして強引にクラブで働き始めた。一方クラブの経営は火の車で、テスの元には地元の有力不動産業者であり常連客のマーカス(エリック・デイン)がクラブの買収を打診してきた。ウェートレスとして働きつづけたアリだが、体調不良のダンサーに代わって舞台に立つ機会を得る。
歌手を夢見るヒロインがロサンゼルスのクラブで働き始め、次第にその才能を開花させていくサクセス・ストーリー。監督は「グラスハウス2」のスティーヴ・アンティン。主演の歌手役に映画初出演のクリスティーナ・アギレラ。クラブのオーナー役に「月の輝く夜に」のシェール。
人気の歌姫クリスティーナ・アギレラと元々歌手として活躍していたシェールが、その歌唱力を武器に展開する作品です。経営に貧窮するクラブを無名の少女の力で一発逆転するストーリーは単純ですが、期待を裏切らない安心感があります。そしてやはり売り物のショーシーンはなかなかのもので、クリスティーナ・アギレラの歌とダンサー達の踊りは見ごたえがあります。またリハーサルのシーンで歌うシェールも鬼気迫るものがありました。
しかし前出の通り、ストーリーは単純と言うか正直薄っぺらく、取り立てて訴えかけてくるものはありません。ダンサーオーディションのシーンでのクリスティーナ・アギレラのダンスは、わざとそうしているのかは不明ですが、そんなに上手くないですな。そしてバーテンとの恋愛のくだりですけど、彼の置かれている立場は充分に理解できて同情するのですが、それをやってはいかんだろ!って感じるんですよね(^_^;)
基本的に何も考えずに、出てくる映像をそのまま受け入れて面白さを感じる作品だと思います。時間とお金のある方は是非ご覧下さい。
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2011年01月10日
映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」感想文

MOVIX清水での観賞です。
火星域の作戦で沖田艦長(山崎努)は「ゆきかぜ」の犠牲の元、地球に帰還する。一方、ガミラスからの攻撃で放射能に汚染された地球上、レアメタルを軍に提供することで生活していた古代進(木村拓哉)は、地上での作業中に飛来したカプセルを拾い、それを軍に提供した。その際に「ゆきかぜ」艦長だった兄・古代守(堤真一)に死を知り、古代は沖田を激しく罵る。古代が拾ってきたカプセルには、波動エンジンの設計図と大マゼラン星雲のある座標が示されていた。地球防衛軍の藤堂長官(橋爪功)はその座標の位置に地球上の放射能を除去する装置があると発表。沖田艦長を新型艦の艦長に任命し、その放射能除去装置を取りに行く旅に出ることになった。その際義勇兵を募集したが、その中には古代進の姿があった。
アニメブームの礎を築いたとも言えるアニメーション「宇宙戦艦ヤマト」の実写版です。監督さんは「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督。主演の戦闘班長役に「HERO」の木村拓哉。エースパイロット役に「アサルトガールズ」の黒木メイサ。戦艦艦長役に「おくりびと」の山崎努。またオリジナルアニメで声優をやっていた緒方賢一や伊武雅刀(オリジナルシリーズでは「伊武雅之」でしたね)さんも、その懐かしい声を披露してくれています。
元の「宇宙船艦ヤマト」がいろんな評価を受けての実写化に異論を挟む人はいますが、僕は意外と素直に受け入れる事ができました。まぁ比較的まともな俳優さんがガッツリ脇を固めていますし、作品全体が「クサい」のはヤマト特有の個性なので容認できる範囲内です。また森雪のキャラクター設定やイスカンダルの設定をいじったのも、最終的な局面へ持っていくためには致し方ない部分もあります。個人的には非力で優しい森雪の設定が好きなのですが…。
ただ古代と森雪が恋愛感情に発展していくエピソードに何となく物足りなさを感じます。あれだけで急接近するのはあまりに唐突な感じがします。またかの地での戦闘シーンですが、ほとんどスターウォーズで、何となく「それはやっちゃダメじゃない??」って気がしますよね。またキムタク兄さんも、彼なりの古代進を演じていたとは思いますが、どうも「HERO」と同じテンションになっているのも気にかかります。
真田さん役の柳葉敏郎さんが、ほとんどオリジナルシリーズの青野武さん風に演じていたのが何となく笑えます。時間とお金のある方はご覧下さい。
訂正:コメント欄のご指摘の通り、2002年東京地裁は松本零士氏の請求を棄却し、西崎義展氏が求めた著作者人格権を認める判決を下しています。本文中の「松本零士先生の原作漫画を基に、西崎義展氏が大幅に手直ししたアニメーション『宇宙戦艦ヤマト』の実写版です。」の一文を「アニメブームの礎を築いたとも言えるアニメーション『宇宙戦艦ヤマト』の実写版です。」と訂正させていただきます。申し訳ありませんでした。
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2011年01月03日
映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」感想文

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年一発目は映画観賞の感想文からです。
TOHOシネマズ名古屋ベイシティでの観賞です。
ホグワーツ魔法魔術学校の最終学年7年、17歳になったハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)。校長ダンブルドア(マイケル・ガンボン)死後は、ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の力が魔法界だけではなく人間界にも及んできた。ハリーの面倒を見てきた一家は家を捨て、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)は両親の記憶から自分の存在を消し去った。ヴォルデモートとの対決に向かうハリーとロン(ルパート・グリント)とハーマイオニーに、彼らの仲間たちやロンの家族らが協力するが、ヴォルデモートの追手は容赦なく襲ってきた。そんな中、彼らはヴォルデモートの力を弱めるため、彼の「分霊器」の一つである「ロケット」を探しに向かう。
J・K・ローリングが手掛けた世界的ベストセラー・ファンタジー小説の映画化シリーズ第7弾にして最終章です。監督さんは第5作「不死鳥の騎士団」からメガホンをとりつづけているデヴィッド・イェーツ。主演の魔法使いらに、第1作から出演を続けているダニエル・ラドクリフ,ルパート・グリント,エマ・ワトソンの三人。宿敵の悪の魔法使い役に「タイタンの戦い」のレイフ・ファインズ。
さて長々と続いてきました「ハリー・ポッター」シリーズもクライマックスにかかってきました。最終章は二部構成になっていて、この作品は前編となります。これまでの作品が魔法学校を軸とした話になっているのですが、この話は様々な場所が舞台となっています。出だしから「家族」との決別の場面から始まり、ストーリーの悲壮感と重たさから始まっていきます。年齢設定が17歳と言うことで、やっと役者さんに合ってきたなという感じが出てきました。普通は二部構成の前編などはフワフワした感じになりやすいのですが、全体的に緊張感を持った構成になっていて、長い映画でしたが気持ちが途切れることなく観られたと思います。
しかしキャラクターの人間関係や、役者さんとの整合性がかなり忘れているところがあって、感覚を取り戻すのに時間がかかりました。やっぱり名前が長すぎるのと、ファーストネームやラストネーム、ニックネームなどをかなり把握していないと大変な感じがします。見てすぐに分かったのは「ドビー」だけでした(^_^;)
全体的に過去の作品と違い、重く暗い雰囲気に包まれていますが、基本的に面白く観られたと思います。やや予習が必要かな?時間とお金のある方は是非ご覧下さい。
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