2010年11月29日

映画「ミレニアム2 火と戯れる女」感想文



シネプラザ・サントムーンでの観賞です。

大企業創業一族の少女失踪事件解決から一年。事件解決にその能力を発揮した天才ハッカーのリスベット(ノオミ・ラパス)はスウェーデンから離れていたが、彼女に後見人であるビュルマン弁護士(ペーター・アンデション)のもとに突然訪れる。彼女はビュルマン弁護士を脅し、彼が当局に提出する書類のありかを聞き出そうとした。弁護士は「別荘にある」とお茶を濁してその場を切り抜けた。一方少女失踪事件をリスベットと共に解決したジャーナリストのミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)の働く雑誌社に、若いジャーナリストのダグ(ハンス・クリスティアン・トゥーリン)が入社してきた。彼は東欧の人身売買による少女たちの売春事件を追っていた。ダグがその全貌を発表する直前、彼は付き合っていた彼女と共に自宅で射殺体で発見された。そこから見つかった拳銃は、リスベットがビュルマンを脅す時に使った拳銃で、彼女の指紋も検出された。そしてビュルマンの自宅では同じ拳銃で射殺されたビュルマンの遺体が発見される。

世界中でベストセラーとなったスウェーデンの小説「ミレニアム」3部作を映画化したシリーズ第2弾です。監督さんは前作と異なってダニエル・アルフレッドソンって方がメガホンを取っているようですが、なんせ馴染みのないスウェーデン映画、人物像がよくわかりません。キャストに関しては、前作と同じキャスト陣が引き続き演じています。

さて今回は謎解きと言うより、人身売買組織を暴こうとしたジャーナリストの殺人事件、女ハッカーの後見人の弁護士殺人事件、そして女ハッカーの過去が絡み合い一つになっていく展開です。殺人容疑をかけられ隠れ逃亡しながらも事件の解決を図る女ハッカーと、彼女の無実を信じ違う方向から解決を図るジャーナリスト。この二人がほとんど連絡を取らずに事件解決に向かって行く展開は、長い映画にもかかわらず飽きない部分があります。また女ハッカー役のノオミ・ラパスさんですが、決して美人ではないものの、相変わらず不思議な魅力を発揮しています。

続編があるというのはもう解っていることなので、この後は続編をどうぞ!みたいなって感じは解るのですが、落ちが「ええ!コレで終わり?!」感がありました。また細かい「何故そうなった?」みたいな、小さい疑問が解決されずに終わってしまい、「これは3で答えが出ますよ」って感じでもないので、そういったトコに残念さを覚えました。それからやはり前作を観ていない人が観てもいいようにフォローされているのですが、やっぱりキャラクターの環境が掴みづらいように思います。

三部作はどうしても真ん中が宙ぶらりんになってしまうのですが、これもそんな感じがしました。でも話としては面白いと思います。時間とお金のある方はご覧下さい。


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2010年11月25日

第1回大花寄席、開催されました



11月21日(日)、清水区の割烹「大花」さんで「第1回大花寄席」が開催されました。

大花さんは清水区で古くから続く、お座敷を持った割烹です。会場は二階の大広間で行われました。

ご出演は三代目桂米朝門下の桂勢朝師匠です。桂勢朝師匠は過去によし川寄席さんに3回、清水東高の学校寄席に1度、ここ1~2年で4回も清水に見えられています。

勢朝師匠は会場に到着されて会が始まるまでに、会場近所の神社に参拝すると言う習慣がありまして、会場そばの巴川にかかる大正橋たもとの水神社にお連れいたしました。参拝後会場に戻り、短い時間を置いて始まりました。開始までほとんど余裕が無かったです。師匠ゴメンナサイm(__)m

この日は二席。演目は「餅屋問答」と「ハイウェイ歌合戦」。
「餅屋問答」は江戸落語で言うところの「こんにゃく問答」ですね。無言の行に入っているときの仕草が面白い噺なのですが、残念なことにずっと廊下にいたので見ることができませんでした。残念(>_<)
「ハイウェイ歌合戦」は、以前よし川寄席で一度聴いていましたが、政界の人物(らしき人)が登場人物のこの噺、実在のキャラを取り巻く環境がその時とは激変していて、ほとんど同じような内容なのですが本当に面白い。今回も大笑いでございました(^^)
そしてお待ちかねの南京玉簾。イヤイヤ盛り上がっていましたねぇ。

さて落語の後は食事会です。お客様方は4つの部屋に分かれての食事会でしたが、桂勢朝師匠はその全てのお部屋を回りお客様とビールを飲み、お話をして下さいました。本当にサービス精神に富んだ方だと改めて感服いたしました。

初めての落語会を開催した大花さんの社長さんも非常にご満足いただけたようです。これからも第2回、第3回と続けていけたらなぁと思います。

今回足をお運びいただいたお客様、そして短い時間の中を動き回っていただき、芸を披露していただいた桂勢朝師匠、本当にありがとうございました。また清水落語王国の企画をどうぞよろしくお願いいたします。


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2010年11月24日

映画「エクスペンダブルズ」感想文



シネマサンシャイン沼津での観賞です。

金さえ積めばあらゆる場所に赴き、仕事を実行する傭兵部隊「消耗品部隊」。彼らのリーダー格のバーニー(シルベスター・スタローン)は、個性的なプロたちを取りまとめていた。ソマリアでの仕事を終えつかの間の休息を取っていたが、バーニーは新しい仕事で教会に呼び寄せられた。教会にはチャーチ(ブルース・ウィリス)と呼ばれる男が待っていた。彼の依頼はとある島に向かい、その島に君臨しているガルザ将軍(デヴィッド・ザヤス)を始末することだった。島に偵察へと向かったバーニーとクリスマス(ジェイソン・ステイサム)は、現地の案内人として現れた女性・サンドラ(ジゼル・イティエ)に島の現状を知らされる。

「ランボー」のシルベスター・スタローンが監督・脚本・主演の三役をこなしたアクション大作です。主人公の率いる傭兵隊員に「トランスポーター」のジェイソン・ステイサムと「ドラゴン・キングダム」のジェット・リーと「ロッキー4」のドルフ・ラングレン。その他にミッキー・ロークやブルース・ウィリスらが脇を固め、スタローンのライバル(と言われているアーノルド・シュワルツェネッガーも顔を見せています。

さてスタローン映画に必須とも思える影を持った主人公は影をひそめ、比較的明るく任務をこなす姿が作品全体を軽くスピード感があるものにしています。これはスタローンだけに限ったことではなく、同じタイプのジェイソン・ステイサムやジェット・リーにも言えることです。とにかくオッサンからオジイサン直前までのアクションスターがその身体を駆使して、走り回り、戦い、撃ちまくる、そんなあまり考えなくて良い、スクリーンから発せられる男臭さをそのまま受け入れればよい作品に仕上がっています。

ただその島に戦いに赴く理由にもう一つ二つ大義名分があったらよかったのにと思います。そしてジェイソン・ステイサムやジェット・リーはスピード感のあるアクションをしていましたが、肝心のスタローンのアクションは、やはり衰えが否めません。走るの遅っ!!と思いました。それからアーノルド・シュワルツェネッガーが出ていますが、いかにも取って付けたような役回りであまり意味の無いカットのような気がします。会話の内容はなかなか笑えますけど(^^)

とにかく豪華なキャストを用意して、そのキャラクターを生かしたアクションや役回りを用意して、純粋に楽しめる作品になっていると思います。時間とお金のある方はぜひご覧下さい。


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2010年11月21日

映画「エンター・ザ・ボイド」感想文



藤枝シネ・プレーゴでの観賞です。

東京で暮らすオスカー(ナサニエル・ブラウン)とリンダ(パス・デ・ラ・ウエルタ)の兄妹。彼らは幼い頃から強い絆で結ばれていたが、交通事故により両親を失ってしまう。そして彼らは別々の養護施設に預けられ離れ離れになってしまった。成長したオスカーは東京に流れ着き、長く東京に暮らすアレックス(シリル・ロイ)らと親しくなる。しかしアレックスはオスカーにドラッグを教え、オスカーはドラッグの売人として生活するようになっていった。その利益でオスカーはリンダを東京に呼び寄せたのだ。あるときオスカーは客の少年ビクター(オリー・アレクサンデル)に呼び出され、ドラッグを持って店に行く。しかしそこには警察の捜査が入っていた。

東京でドラッグと性に浸りながら生活する兄妹の生き様を描いた映画です。監督は「カルネ」「アレックス」などで知られるフランスの鬼才、ギャスパー・ノエ。SFXを「アバター」にも参加したフランスのSFX作家ピエール・ブファンが担当。主人公の妹役に「彼が二度愛したS」のパス・デ・ラ・ウエルタ。彼女が勤めるストリップ劇場の支配人役を「イツカ波ノ彼方ニ」でメガホンをとった丹野雅仁監督が演じています。

さて非常に不思議なつくりをした映画になっています。時系列そして複数の登場人物のカットがバラバラに構成されているのにもかかわらず、話が意外と頭の中で組み立てられていきます。また仏教で言うところの魂の行方や、輪廻に基づいたストーリー展開は崇高なものを感じさせられます。

さてピエール・ブファンのCGは本当に凄いのですが、ただそのカットがあまりに長すぎて正直飽きてきます。あまり意味が無いカットを長くたくさん使われて、結果上映時間が長くなるような映画は、個人的に大嫌いです。また画面も最初から最後までチラチラ点滅するような効果が使われていて、調子の悪い人が見たら明らかに体調を崩すような映像です。以前「ポケモン」を見ていた子供が体調不良を訴えるような騒動がありましたが、コレはそんなものではありません。またR18+と言うことで、性描写以外もかなり「思い切った」カットもありました。正直気分のいいものではありませんでしたね。

この思い切りをかなり高く評価する人もいるらしいのですが、私は好きではありません。観なくてもいい一本だと思います。


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2010年11月18日

映画「SAW ザ・ファイナル 3D」感想文



TOHOシネマズ名古屋ベイシティでの観賞です。

ジグソウ(トビン・ベル)の死後、彼の殺人ゲームを引き継いだホフマン刑事(コスタス・マンディロア)だったが、ジグソウの妻のジル(ベッツィ・ラッセル)に罠を仕掛けられたが、ホフマンは死ななかった。そして殺人ゲームは続いていった。FBIに助けを求めたジルは自分の命を守ってもらう代わりに、ホフマンの悪事を洗いざらい告白した。FBIのホフマンへの捜査が本格的に始まった。一方、ジグソウのゲームから奇跡的に生還したボビー(ショーン・パトリック・フラナリー)は、その他の生還者たちを集め、心のケアをし、徐々に名声を高めていった。しかし殺人ゲームはボビーとその妻、そしてスタッフに照準を合わせる。そしてそれと平行し、ホフマンはジルの命を狙っていた。

驚異的な仕掛けを持った殺人ゲームを見せてきた「ソウ」シリーズのファイナルムービーです。監督さんは「ソウ6」でメガホンをとったケヴィン・グルタート。死後もなお影響を残す殺人者役に、一貫してシリーズに出演しているトビン・ベル。彼の妻役に「プライベイトスクール」のベッツィ・ラッセル。殺人ゲームを引き継いだ刑事役に「ディノクロコ」のコスタス・マンディロア。

さて殺人ゲームを舞台にした、人間の深層心理や仲間意識や赦しの心を問われるストーリーに、過去の作品に比べ大差は無いわけですが、前作の「ソウ6」の必殺仕事人にも似た社会的な悪を懲らしめるのではなく、従来の人間の深層心理に潜む「悪」に対して、ためし赦す感じが戻ってきたのには、大いに賞賛したいと思います。また複数のストーリーが同時進行しているのにもかかわらず、非常にわかりやすい作りも良いなと感じました。

ただ殺人ゲームの方法については、いかんせんネタが尽きたかといった感じは否めません。また映画宣伝にあるような「まさかのラスト!この人が!」は、毎度そうなので正直驚きは感じませんでした。そしてやはり3D批判になるのですが、映像そのものに衝撃があるため、これをわざわざ3D化にしてもあまり意味が無いような気がします。それからジグソウが指揮をとらなくなった殺人ゲームはなんとなくギスギス感がましているだけで、何か奥深さを感じないんです。

でも相変わらずグロさはありますね。時間とお金があって、グロさに堪えられる方はご覧下さい。


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2010年11月14日

映画「桜田門外ノ変」感想文



藤枝シネ・プレーゴでの観賞です。

ペリー来航によるアメリカの日本への開国要求と、将軍家の相続問題で対立していた水戸藩主の徳川斉昭(北大路欣也)と井伊直弼(伊武雅刀)。争いから身を引いた斉昭は幕府より永蟄居を命ぜられてしまう。そんな幕府の重鎮たちに憤りを覚えつつも幕命に従った斉昭だが、配下の水戸藩士の幕府への不満はピークに達していた。同じく処罰を受けていた水戸藩の金子孫二郎(柄本明)と高橋多一郎(生瀬勝久)は、同じ想いを持つ薩摩藩と連携をとり、井伊直弼暗殺計画を立てて、水戸藩の同士を江戸へと集結させていた。そして襲撃当日、襲撃計画を立てた関鉄之介(大沢たかお)は雪の桜田門外で実行部隊と共に井伊直弼の隊列を待った。

桜田門外の変を題材とした吉村昭の同名小説を映画化したものです。監督さんは「男たちの大和/YAMATO」の佐藤純彌監督。主役の水戸浪士役に「世界の中心で、愛をさけぶ」の大沢たかお。水戸藩主役に「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」の北大路欣也。水戸浪士をまとめるリーダー役の元郡奉行役に「ゴールデンスランバー」の柄本明。

さて水戸浪士側から見た桜田門外の変を描いた映画な訳ですが、教科書で「水戸浪士」で片付けられている人たちが、どのような想いでこの暗殺事件のを計画し、その計画の背景や、彼らのその後を知る興味深い内容となっています。またアメリカの外圧に対しての徳川斉昭の長期的な考えと、井伊直弼の今を決断しないと全てが終わるという考え。政治の舵取りは本当に難しいと思いましたね。

ただ話の進み方が回顧シーン等があって前後するわけですが、原作での構成がどうなっているかはわかりませんが、もう少し時系列どおりに話が進んでいっても良いんじゃないかなと思います。ややわかりづらいかな…と。また役者さんの上手いヘタがやや顕著で少々がっかりさせられたりします。それから映画の冒頭とラストで同様のシーンが流れます。言いたい事は良く解るのですが、ややしつこいかなと思います。

大沢たかおさんのチョンマゲ姿、予告編の時から思っていたのですが、あんまり似合っていない気がします。時間とお金のある方はご覧下さい。


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2010年11月12日

映画「ナイト&デイ」感想文



TOHOシネマズ名古屋ベイシティでの観賞です。

カンザス州に旧車のパーツの買いだしにやってきたジューン(キャメロン・ディアス)。帰りの空港で彼女にぶつかってきた男ロイ・ミラー(トム・クルーズ)は、彼女にナンパな言葉をかけ彼女の気を惹く。ジューンとロイは同じボストン行きの飛行機に搭乗するが、ジューンがトイレで身支度をしている間、キャビンではロイ以外の人間が全てロイを殺しにかかっていた。彼は全ての敵を倒すが、パイロットも死んでしまい、飛行機はロイの手で不時着した。気がつくと自宅に戻っていたジューンだが、ロイと絡んだことにより、彼女の周りにFBIの手が回っていた。ロイはFBIの重要任務中、パートナーのフィッツジェラルド(ピーター・サースガード)と対立し、裏切り者として追われていたのだ。

突然出合った男女が繰り広げるアクションラブコメディ。監督さんは「ニューヨークの恋人」のジェームズ・マンゴールド監督。主演のスパイ役に「ワルキューレ」のトム・クルーズ。彼に惹かれる女性役に「メリーに首ったけ」のキャメロン・ディアス。

さて文字通り「明るい」アクション映画に仕上がっています。ほとんどが太陽の下でのアクションで、最近良く見られる暗い室内や建物の中で繰り広げられるアクションと違い、誰が誰と闘っているのかが一目瞭然としています。スパイ系の映画は数々ありますが、同じトム・クルーズの「ミッション;インポッシブル」や「ボーン…」シリーズとは異なり、どちらかと言えば「007」系の明るさと、「オマエそれは無いだろう」と声が出てしまうカーアクションが秀逸です。またメインキャラが明るいのも良いですね。

まぁこういった映画にはありがちですが、ストーリーは恐ろしく貧弱なものです。主人公たちが守ろうとしているものが、あまりにあっけない最後を迎えてしまうのも拍子抜けです。また主人公のスパイの過去もあまり大したものではなく、あれだったら時間を割いて説明するほどのものではないでしょう?それから伏線の一つとはいえ、捕らえられたところからの脱出シーンはあまりにはしょりすぎでしょ(^_^;)

トムがキャメロンに言います、「君は筋が良い」と。そりゃそうよ、「チャーリーズ・エンジェル」だよ。それはともかく、レベルの高い「デート映画」だと思います。時間とお金のある方はぜひ御覧下さい。


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2010年11月07日

第25回駿府寄席に行ってきました



今回の駿府寄席は柳家喬太郎師匠と弟弟子の柳家喬四郎さん。
それぞれ2席づつ演じられました。

柳家喬四郎さんは4月の駿府寄席で、師匠の柳家さん喬師匠との会に出演され、今回で今年二回目となります。
演目は「鶴」と「かぐや姫」。
喬四郎さんは牧之原市の出身、静岡県立吉田高校のご卒業です。枕話や新作の「かぐや姫」では静岡の駅ビル・パルシェのことを絡めていましたね。毎回駿府寄席さんは最後に抽選会があるのですが、喬四郎さんは賞品を持って走り回っていました。喬四郎さん、「鶴」を噺した後に足がしびれてしまったようです。こういうの初めて見ましたよ(^_^;)

柳家喬太郎師匠の演目は「太鼓腹」と「井戸の茶碗」。
「太鼓腹」は師匠の本当の「腹」を利したところ、面白かったですね。痩せ型の噺家さんじゃできないところです。今や絶滅危惧種の「太鼓もち」と言う商売ですが、落語の世界では活き活きとその面白さを発揮しますね。「井戸の茶碗」も武士同士の意地の張り合いの中で戸惑う屑屋さんの姿が笑いを誘います。

正直会場に見えられたお客さんの中には、喬太郎師匠の新作を期待された方も多かったと思います。私もそうでしたので少々残念な思いをしました。

次回の駿府寄席さんは12月25日(土)、クリスマスの日ですね。
ご出演は春風亭柳朝師匠、春風亭一力さん、漫才のホームランさんなど、今年のテーマであります「静岡出身」のメンバーが集まります。こちらも期待です。


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2010年11月02日

第1回大花寄席のお知らせ



清水落語王国企画の会のお知らせです。

清水の老舗割烹の大花さんでの落語会、「第1回大花寄席」が開催されます。

ご出演は上方落語の桂勢朝師匠。勢朝師匠は蒲原のよし川さんの寄席で徐々に静岡中部でも名を知られるようになってきました。古典・新作の落語に加え、「必笑」の南京玉簾も炸裂するに違いありません。

落語会の後は勢朝師匠も交えての食事会も予定しています。清水の料亭「大花」さんのお料理をお楽しみください。

日時:2010年11月21日(日) 15:00より落語会 17:00より食事会
場所:割烹「大花」 静岡市清水区江尻東3丁目10-13 054-367-0087
チケット代:食事とワンドリンク付き 5,000円

全席自由席です。

お問い合わせは株式会社ベイプレスセンター内の清水落語王国事務局、054-351-0511まで。


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