2010年11月12日

映画「ナイト&デイ」感想文

映画「ナイト&デイ」感想文

TOHOシネマズ名古屋ベイシティでの観賞です。

カンザス州に旧車のパーツの買いだしにやってきたジューン(キャメロン・ディアス)。帰りの空港で彼女にぶつかってきた男ロイ・ミラー(トム・クルーズ)は、彼女にナンパな言葉をかけ彼女の気を惹く。ジューンとロイは同じボストン行きの飛行機に搭乗するが、ジューンがトイレで身支度をしている間、キャビンではロイ以外の人間が全てロイを殺しにかかっていた。彼は全ての敵を倒すが、パイロットも死んでしまい、飛行機はロイの手で不時着した。気がつくと自宅に戻っていたジューンだが、ロイと絡んだことにより、彼女の周りにFBIの手が回っていた。ロイはFBIの重要任務中、パートナーのフィッツジェラルド(ピーター・サースガード)と対立し、裏切り者として追われていたのだ。

突然出合った男女が繰り広げるアクションラブコメディ。監督さんは「ニューヨークの恋人」のジェームズ・マンゴールド監督。主演のスパイ役に「ワルキューレ」のトム・クルーズ。彼に惹かれる女性役に「メリーに首ったけ」のキャメロン・ディアス。

さて文字通り「明るい」アクション映画に仕上がっています。ほとんどが太陽の下でのアクションで、最近良く見られる暗い室内や建物の中で繰り広げられるアクションと違い、誰が誰と闘っているのかが一目瞭然としています。スパイ系の映画は数々ありますが、同じトム・クルーズの「ミッション;インポッシブル」や「ボーン…」シリーズとは異なり、どちらかと言えば「007」系の明るさと、「オマエそれは無いだろう」と声が出てしまうカーアクションが秀逸です。またメインキャラが明るいのも良いですね。

まぁこういった映画にはありがちですが、ストーリーは恐ろしく貧弱なものです。主人公たちが守ろうとしているものが、あまりにあっけない最後を迎えてしまうのも拍子抜けです。また主人公のスパイの過去もあまり大したものではなく、あれだったら時間を割いて説明するほどのものではないでしょう?それから伏線の一つとはいえ、捕らえられたところからの脱出シーンはあまりにはしょりすぎでしょ(^_^;)

トムがキャメロンに言います、「君は筋が良い」と。そりゃそうよ、「チャーリーズ・エンジェル」だよ。それはともかく、レベルの高い「デート映画」だと思います。時間とお金のある方はぜひ御覧下さい。


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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 00:54│Comments(0)映画
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