2009年03月24日

映画「DRAGONBALL EVOLUTION」感想文

MOVIX清水での鑑賞です。

じいちゃん(ランダル・ダク・キム)と修行に励む孫悟空(ジャスティン・チャットウィン)。彼の18歳の誕生日に学校で知り合ったチチ(ジェイミー・チャン)のパーティーに行っている間に、じいちゃんはピッコロ大魔王(ジェームズ・マースターズ)に殺されてしまう。ピッコロ大魔王の狙いは、七つ全部集めると願いがかなうというドラゴンボールだった。じいちゃんは死ぬ間際に悟空に亀仙人(チョウ・ユンファ)を探すように告げる。一方別途ドラゴンボールを探していたブルマ(エミー・ロッサム)は瓦礫と化した悟空の家で彼と出会い、共にドラゴンボールを探す旅に出る。

知り合いのブログ記事によると、世界一売れているコミックである鳥山明先生の「ドラゴンボール」を実写映画化したものです。監督はジェームズ・ウォン。主演に「宇宙戦争」のジャスティン・チャットウィン、その他に「デイ・アフター・トゥモロー」のエミー・ロッサム、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のチョウ・ユンファ、その昔に富士スピードウェイのレースの昼休みイベントで歌っていた田村英里子さんも出演しています。

さすがハリウッドというアクションとCG効果が見られます。100億円かけただけのことはあります。また方々に出てくるメカも鳥山テイストのデザインが見受けられます。実写化したらこんなんだろうなと言う感じですね。

しかしお話として内容が薄すぎます。悟空の修行のプロセスは少なすぎます。ピッコロ大魔王の恐さもほとんど感じられず、このピッコロなら亀仙人だけでコトが足りるのではないかと感じます。また何よりも腑に落ちないのが、この映画がどこをターゲットにして作られているのかが全くわかりません。子供では難しすぎるし、アクションが早すぎると思います。大人では非常な物足りなさを感じるでしょう。マニアは全く受け入れないと思いますし、知らない人は設定を理解しきれないでしょう。作り手側が「誰に」観せたいのかがさっぱりわかりません。

浜崎あゆみの歌が始まっても帰らないで下さい。「まだやるんかい!」って思いますから(^_^;)DBマニアでなく、時間とお金がある方はご覧下さい。


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http://www.just.st/308297/



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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 00:01│Comments(0)映画
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