2009年08月23日

映画「トランスポーター3・アンリミテッド」感想文

沼津シネマサンシャインでの観賞です。

依頼のあった仕事を別の「運び屋」に回したフランク(ジェイソン・ステイサム)だが、彼の自宅にその運び屋のアウディが飛び込んでくる。フランクは運び屋を助けるため救急車を呼んだが、離れていく救急車は爆発してしまう。その運び屋には車から離れると爆発するブレスレットが装着されていたのだ。そして彼のアウディにはもう一人女性が乗っていた。彼女に話を聞こうとしたフランクは背後から襲われ気絶してしまう。気がついたフランクは右手に例のブレスレットを装着されていた。そして彼の前に現れた依頼主のジョンソン(ロバート・ネッパー)は、荷物と例の女性ヴァレンティーナ(ナターシャ・ルドコワ)を指定した場所に運ぶようフランクに依頼する。

リュック・ベッソンがプロデュースするアクション映画「トランスポーター」シリーズの第3弾です。監督さんは「レッド・サイレン」なんかを撮ったオリヴィエ・メガトン(すごい名前ですな)。主演の運び屋には、このシリーズの顔とも言えるジェイソン・ステイサム。またこれもシリーズ通して出演している、フランスの警部役にフランソワ・ベルレアン。

さてシリーズを通してだんだん人間臭さを発してきた主人公ですが、今回はいい意味でも悪い意味でも人間臭さが顕著になってきます。またボディアクションとカーアクションもリュック・ベッソンらしいスピード感があるものに仕上がっています。基本的に荒唐無稽な話なので、あんまり考えずに画面を楽しむことができます。それから悪役で出演していた見たことのあるお兄さん。K-1に出ていたセーム・シュルトさんじゃありませんか。最近は格闘技ファイター、よく映画に出ています。

しかし個人的にはカーアクションが「…2」に比べて少ないのが非常に不満です。話の筋自体も犯罪組織の計画の薄っぺらさとかがすごく気になります。それからヒロインのナターシャ・ルドコワさんですが、「…2」の殺し屋役だったケイト・ノタさんをソバカスだらけにしたようなお姉さんで、リュック・ベッソンさんらしい趣味です。ノタさんもそうですが、こういった女優さんをどうやって拾ってくるんでしょうね(^_^;)

映画の奥深さとかは抜きとして、あんまり考えずに楽しめる一本だと思います。時間とお金のある方はご覧下さい。


◆清水落語王国のケータイサイト(PCでも見られます)
http://www.just.st/308297/



同じカテゴリー(映画)の記事画像
映画「フローズン・グラウンド」感想文
映画「凶悪」感想文
映画「マラヴィータ」感想文
映画「グランド・イリュージョン」感想文
映画「そして父になる」感想文
映画「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」感想文
同じカテゴリー(映画)の記事
 映画「フローズン・グラウンド」感想文 (2014-01-14 00:01)
 映画「凶悪」感想文 (2014-01-13 00:01)
 映画「マラヴィータ」感想文 (2013-12-20 00:03)
 映画「グランド・イリュージョン」感想文 (2013-12-13 00:52)
 映画「そして父になる」感想文 (2013-11-25 00:20)
 映画「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」感想文 (2013-11-11 00:00)

Posted by 清水落語王国Web管理人 at 01:24│Comments(0)映画
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
映画「トランスポーター3・アンリミテッド」感想文
    コメント(0)