2009年09月05日

映画「96時間」感想文

富士シネ・プレーゴでの観賞です。

元腕利きのCIAエージェントだったブライアン(リーアム・ニーソン)は、その優秀さ故に仕事に追われ、家族を犠牲にしたため離婚。元妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)は彼との娘キム(マギー・グレイス)を連れ再婚していた。ブライアンはCIAを辞め、娘の成長を見るために娘の住む町に移り住み、元CIAの仲間たちの協力で暮らしていた。ある日キムはレノーアと共にブライアンのもとを訪れた。キムのフランスへの渡航の許可をもらうためであった。ブライアンは反対するが、結局は折れてしまう。パリに渡ったキムは誘拐組織に目をつけられ、誘拐されてしまう。ブライアンはキムとの会話から得た数少ない情報を持ち、彼女を救うためパリに渡る。

「トランスポーター」シリーズなどでおなじみのリュック・ベッソン製作のアクションモノです。主演の元CIAエージェントは「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソン。娘役には「ザ・フォッグ」のマギー・グレイス。妻役に「X-MEN」のファムケ・ヤンセン。

さて93分というコンパクトな映画に仕上がっています。主人公が置かれている状況を、3つくらいのエピソードでチャチャッと済ませてしまい、残りを鬼神のごとく娘を救うために持てる能力をふんだんに発揮する腕利きエージェントの姿になります。最初のほうに匂わせていた、気持ち悪いまでに娘を愛する姿がだんだん変わっていきます。すごくスピード感がある進行になっています。

簡潔にストーリーを進めていくために、不要な説明を一切省いて(ある種、煙にまいて)進んでいくわけですが、故に唐突過ぎる部分が出てきます。何故「96時間」なのか?説明が一切ありません。それにしても主人公がフランスの諜報機関の友人にする仕打ちは、あまりにも酷すぎて正直嫌悪感を覚えました。

私が参考にしている映画サイトのレビューでは結構評価が良いのですが、私は正直そんなに高い評価をしていません。ただ短い映画でもありますし、時間つぶしにはもってこいかなって気もします。時間とお金のある方はご覧下さい。


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http://www.just.st/308297/



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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 00:51│Comments(0)映画
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