2009年11月17日

映画「ドゥームズデイ」感想文

富士シネ・プレーゴでの観賞です。

2008年のイギリス。スコットランドのグラスゴーを中心に新しいウィルスを原因とした疫病が流行し、多数の死者が出ていた。イギリス政府は隔離政策を実施し、スコットランドとイングランドの間に隔壁を設けスコットランドを完全に孤立させた。イギリス軍がスコットランドを引き上げる際、片目を失った少女を母親から預かりロンドンへと連れて行った。25年後少女は警察官となり、リモコン捜査が出来る義眼を駆使して、危険な現場にいつもその姿があった。彼女の名前はエデン・シンクレア(ローナ・ミトラ)。その頃ロンドンでも疫病が流行の兆しを見せていた。事態を重く見た政府は、数年前から掴んでいたスコットランドの生存者の存在から、ワクチンがあるのではと推測。特殊部隊を編成し、その隊長にシンクレアが任命された。彼女たちは閉ざされたスコットランドへと侵入していく。

新型ウィルスに端を発したパニックアクションです。監督さんは「ディセント」のニール・マーシャル。主演の女性警察官に「ナンバー23」のローナ・ミトラ。スコットランドのウィルス研究の科学者役に「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェル。主人公の上司役に「スーパーマリオ/魔界帝国の女神」のボブ・ホスキンス。

毎度お馴染みのウィルスパニック物かと思ったのですが、ウィルスどうのこうのはあまり関係なく、様々な場面展開が見られて、なかなか興味深い作品に仕上がっています。あるときは「北斗の拳」だったり、「ロード・オブ・ザ・リング」だったり、「グラディエーター」だったり、いろんな映画のエッセンスが入っています。またCGがほとんど使用されておらず、特撮を使ったボディアクションが見ものです。

しかし「北斗の拳」ばりの悪役さんたちが行う行為は、決して趣味の良いものとは言えません。まぁそこらへんがR-15指定なんでしょうが…。また場面の転換転換のギャップが唐突過ぎて苦笑さえ浮かべてしまいます(^_^;)箱の中からベントレー(イギリスの高級スポーツカーね)が出てきた時は、椅子からずり落ちそうでした。

まぁ悪趣味なシーンは多いのですが、比較的平気な人は面白く観られるかもしれません。時間とお金のある方はご覧下さい。


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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 00:09│Comments(0)映画
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