2009年11月26日

映画「スペル」感想文

静活ミラノ1での観賞です。

銀行の融資担当のクリスティン(アリソン・ローマン)は大きな仕事を成功させて昇進を狙っていた。恋人の心理学者のクレイ(ジャスティン・ロング)とも上手くいっていて順調な日々を送っていた。ある日彼女の前にジプシー風の無気味な老女ガーナッシュが現れ、返済の延期を願い出てきた。上司に延期の判断を任されたクリスティンは、昇進の条件でもあった「厳しい判断」で返済の延期を断った。必死に延期を請うガーナッシュをあしらったクリスティンに、ガーナッシュは恨みの言葉を吐きつつ銀行を追い出されてしまった。残業が終わり駐車場にガーナッシュの車があり、クリスティンは彼女に襲われる。痛手を負ったガーナッシュはクリスティンに恐ろしい呪いをかける。

「スパイダーマン」シリーズで大物監督となったサム・ライミが脚本・監督をした作品です。主演の呪いをかけられる女性銀行員役に「マッチスティック・メン」のアリソン・ローマン。恋人の心理学者役に「ダイ・ハード4.0」のジャスティン・ロング。

さてホラー映画らしいホラー映画だと思います。雰囲気を盛り上げていってドカンと驚かす、オーソドックスな作り方をしていると思います。それは悪い意味ではなくて、しっかりと恐ろしい映像を作ってきていると思いますし、正直夜にトイレ行くのが恐いかな、なんてその時は思いますよ。

ただ大物の魔物があまり恐くない。基本的に恐い映像は老婆絡みのもので、他は大して怖くないんですよ。むしろ呪いを他人に送るシーンの主人公の心理をもっと掘り下げたほうが良かったんじゃないかな、なんて思ったりします。

リアクションの良い彼女を連れて観に行くと面白いかもしれません。時間とお金のある方はご覧下さい。


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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 01:35│Comments(0)映画
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