2010年05月18日

映画「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」感想文

映画「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」感想文

MOVIX清水での観賞です。

万練村からやってきた青年・中森翔平(佐藤健)は、物理学者の上田次郎(阿部寛)に、村を支配する霊能力者「カミハエーリ」を決める争いが無意味なものであることを村人たちに説いて欲しいと依頼してきた。一方、自称天才マジシャンの山田奈緒子(仲間由紀恵)は財宝を目当てに村へと向かった。そこで山田と上田は鉢合わせをするが、お互い協力しながら他人の振りをしてこの局面を有利に持っていこうと話をする。かくして万練村の「カミハエーリ」を決める争いは山田,翔平,「不死身の男」伏見達郎(藤木直人),「未来が見通せる女」杉尾園子(片瀬那奈),「神と会話できる女」相沢天海(戸田恵子),そして村に来る時から不思議な力を見せつけていた「念力者」鈴木玲一郎(松平健)の6人による戦いが始まった。

テレ朝の深夜ドラマから始まった「TRICK」の映画化第三弾です。監督さんはこの作品のメガホンをとりつづけている「明日の記憶」の堤幸彦監督。主演の女マジシャン役に「私は貝になりたい」の仲間由紀恵。物理学者役に「チーム・バチスタの栄光」の阿部寛。念力をあやつる霊能者役に「バルトの楽園(がくえん)」の松平健。

さて今回もトリックワールドが炸裂しています。山田・上田の息の合った掛け合いは相変わらず面白いですし、そこかしこで出現する「駄洒落&その人にまつわるギャグ」攻撃は思わずニヤリとしてしまいます。だいたい「紀伊半多」は僕らぐらいの年齢でないと知らないでしょう(^_^;)また登場するキャラクターも相変わらず個性的です。またストーリー展開をわかりやすくすることによって、そこで起きる一つの出来事をクローズアップさせる手法は流石だと思いました。

しかしこの「TRICK」自体が「世界観」を理解していない人たちには、分かりづらい一面を持っていると思います。また前出の「紀伊半多」同様、ギャグが古すぎる。アダモちゃんは僕も大好きなキャラクターなのですが、ここまでやるとクドい感じがします。

テレ朝的にはまだ作るんだろうなぁ…。阿部ちゃんはともかく、そろそろ仲間由紀恵がきつくなっている気がします。時間とお金のある方はご覧下さい。


◆清水落語王国のケータイサイト(PCでも見られます)
http://www.just.st/308297/
◆清水落語王国Web管理人のTwitter(PC版)
http://twitter.com/srakugo_now/
◆清水落語王国Web管理人のTwitter(モバイル版)
http://twtr.jp/user/srakugo_now/status



同じカテゴリー(映画)の記事画像
映画「フローズン・グラウンド」感想文
映画「凶悪」感想文
映画「マラヴィータ」感想文
映画「グランド・イリュージョン」感想文
映画「そして父になる」感想文
映画「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」感想文
同じカテゴリー(映画)の記事
 映画「フローズン・グラウンド」感想文 (2014-01-14 00:01)
 映画「凶悪」感想文 (2014-01-13 00:01)
 映画「マラヴィータ」感想文 (2013-12-20 00:03)
 映画「グランド・イリュージョン」感想文 (2013-12-13 00:52)
 映画「そして父になる」感想文 (2013-11-25 00:20)
 映画「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」感想文 (2013-11-11 00:00)

Posted by 清水落語王国Web管理人 at 00:41│Comments(0)映画
この記事へのトラックバック
★★★踊る教祖様の出番もっと増やして欲しかった。候補者はこの人と松平健の2人で良かったような気がする。肝心のトリックの種明かしがあんまりおもしろくなかった。悲しい話を散り...
映画「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」を観た感想【映画初日鑑賞妻】at 2010年06月25日 11:52
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
映画「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」感想文
    コメント(0)