2010年07月10日

映画「アイアンマン2」感想文

映画「アイアンマン2」感想文

MOVIX清水での観賞です。

先の戦いでスターク・インダストリーズの社長トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、自身がアイアンマンであることを世間に知られることとなった。アメリカ政府はアイアンマンのパワードスーツを「兵器」とみなし、引渡しを求めてきたがトニーは拒否をした。それはアイアンマンのシステムがまだ不完全であったからだ。アイアンマンの動力源である元素パラジウムから発せられる毒素によってトニーの体は蝕まれていたのだった。それを隠すため、トニーは社業を秘書だったペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)に譲り、自身は派手に生活していた。一方ロシアでは物理学者イワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)が乏しい資金でパワードスーツを開発していた。そしてモナコでイワンはトニーの前に現れる。

2008年に公開された「アイアンマン」の続編です。監督さんは前作に引き続きジョン・ファヴローが務めます。主演のアイアンマン役に「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニー・Jr。彼の会社の秘書→CEO役に「セブン」のグウィネス・パルトロー。主人公に恨みを持つロシア人科学者役に「シン・シティ」のミッキー・ローク。主人公の会社の社員で主人公に認められた女性社員役に「ブラック・ダリア」のスカーレット・ヨハンソン。

さて前作に引き続きCG満載の作りとなっています。科学者としてのライバル、会社人としてのライバル、個人的な信頼関係、会社組織としての信頼関係、そういった人間関係が複雑に絡んでくることが前作に比べて話に厚みを持たせてきます。また新たに登場したスカーレット・ヨハンソンの「ブラック・ウィドー」や、ミッキー・ロークの「ウィップラッシュ」、サム・ロックウェルの「ジャスティン・ハマー」がキャスティングの意外性や、らしさを訴えてきています。

しかしPart2作品にありがちな主人公の苦悩が前面に出てきて、トニーの持ち前のテキトーさである程度打ち消してはいるのですが、残念ながらヒーローモノらしい明るさに少し欠ける気がします。またキャラクターの押し出しがキャスティングの良さに反してどうも希薄に感じられます。ミッキー・ロークなんかはもっと印象深い悪役にできると感じるのですが…。

しかしCGは良くできていますし、スカーレット・ヨハンソンのアクションもあまり見られないので、一見の価値アリですかね。時間とお金のある方はご覧下さい。

映画「アイアンマン2」感想文


◆清水落語王国のケータイサイト(PCでも見られます)
http://www.just.st/308297/
◆清水落語王国Web管理人のTwitter(PC版)
http://twitter.com/srakugo_now/
◆清水落語王国Web管理人のTwitter(モバイル版)
http://twtr.jp/user/srakugo_now/status



同じカテゴリー(映画)の記事画像
映画「フローズン・グラウンド」感想文
映画「凶悪」感想文
映画「マラヴィータ」感想文
映画「グランド・イリュージョン」感想文
映画「そして父になる」感想文
映画「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」感想文
同じカテゴリー(映画)の記事
 映画「フローズン・グラウンド」感想文 (2014-01-14 00:01)
 映画「凶悪」感想文 (2014-01-13 00:01)
 映画「マラヴィータ」感想文 (2013-12-20 00:03)
 映画「グランド・イリュージョン」感想文 (2013-12-13 00:52)
 映画「そして父になる」感想文 (2013-11-25 00:20)
 映画「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」感想文 (2013-11-11 00:00)

Posted by 清水落語王国Web管理人 at 01:04│Comments(0)映画
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
映画「アイアンマン2」感想文
    コメント(0)