2011年02月14日
映画「GANTZ」感想文
TOHOシネマズ名古屋ベイシティでの観賞です。
就職難の昨今。全く就職先の決まらない玄野計(二宮和也)は、就職ガイドの本を読みながら地下鉄を待っていた。そこに覚えのある男の姿があった。それは小学校の同級生の加藤勝(松山ケンイチ)であった。酔って線路に落ちた男を助けようとした加藤は、玄野の姿を見つけ手伝うように懇願するが、玄野は無視してしまう。自力で男を助けた加藤だが、本人がなかなかホームに上がれない。見るに見かねて手を差し伸べた玄野だが、彼も線路内落ちてしまう。そこに快速電車が…。死んだと思った二人だが、気がつくと都内の部屋にいた。その部屋には彼らの他にも数人の男女が閉じ込められていた。その部屋の中央には大きな球体が鎮座していて、しばらくするとその球体に文字が浮かんできた。それによると死んだ彼らは、その球体によって助けられ、その球体の指示どおりに「仕事」を行わなければならないことになっていた。その仕事は「星人」の退治であった。
週刊ヤングジャンプに連載された欧米でも高い人気を誇る奥浩哉の人気コミックを、前・後編の2部作で映像化したSFアクションです。監督さんは「ホッタラケの島 遥と魔法の鏡」の佐藤信介監督。主演の大学生役に「硫黄島からの手紙」の二宮和也、少年院帰りの青年役に「カムイ外伝」の松山ケンイチ。
さて例によって原作コミックは見ていません。レヴューによりますと二宮和也演ずる主人公の設定が変わっていたりしたようですが、特に違和感なく観ることができました。CGはもちろん使っているのですが、昔ながらの特撮なども使ってあり、キャラの動きなどはなかなか目を見張るものがあります。またこう言った内容にも関わらず、3Dを選択しなかったことにも拍手を送りたいです。ストーリー的にもやや「スパイダーマン」的なものは見え隠れするのですが、若者の成長の凹んだり図にのってしまうところを見せたり、人を食ったような笑いのセンスは良いなと思いました。
しかしややグロい部分もあります。それは効果的にかなり抑えたものではありますが、ちょっとね…と言った感じはあります。また戦闘シーンでの武器の説明がほとんどなく、もっとぶっ放せば良いのになぜ武器を効果的に使わないのかと言った理由が良くわかりませんでした。
基本的に面白かったと思います。また次回作へのアプローチも効果的ですね。時間とお金のあって原作コミックにあまり思い入れの無い方は是非ご覧ください。
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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 00:00│Comments(0)
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