2011年03月20日
映画「ツーリスト」感想文

109シネマズ名古屋での観賞です。
フランスはパリ。カフェに向かうエリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)には警察の尾行がついていた。地元警察の向こう側にはスコットランドヤードのジョン・アチソン警部(ポール・ベタニー)の姿があった。彼らの目的はエリーズの恋人で、ギャングの資金を奪い、多額の税金を滞納しているアレキサンダーという男だった。そのアレキサンダーよりメッセージが届き、そこには二つの指示があった。一つはベニス行きの列車に乗ること。そしてもう一つはその列車の中でアレキサンダーに体格の似た男をたらしこむことだった。妻を失い、そのことを忘れるため旅をしていたアメリカの数学教師フランク(ジョニー・デップ)はその列車に乗り合わせていた。彼の前に姿を現したエリーズにフランクは心を奪われる。
ハリウッドを代表するトップスター、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの初共演が実現したミステリー作品です。監督さんは「善き人のためのソナタ」のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督。主演の謎の多い女性に「トゥームレイダー」のアンジェリーナ・ジョリー。冴えないアメリカ人役に「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のジョニー・デップ。
さて当然ながらジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーを中心に話は動いていくわけですが、特にアンジー姐さんは特にキレイに撮られていると思います。ベニスのホテルのテラスでの映像なんかは、夜の水面の反射光の効果を上手く使って、白黒映画の名作みたいな感じに撮られていてすごく印象的でした。またジョニー・デップもやや太った感じで、冴えない数学教師の役作りを見事にやってきたなといった感じでした。
しかし期待していたような早いアクションがなかったのが残念です。アンジー姐さんを使ってきていて、そういった場面もたくさんあるのにもかかわらず非常にもったいない気がします。またストーリーも非常に単調ですし、演出も「あんな尾行をする警察はいない」と言った感じで薄っぺらい感じがしました。ドナースマルク監督は「善き人のためのソナタ」がいい映画だったのに、ちょっと残念です。
イタリアのベニスの街がすごくきれいに撮れていました。一度行ってみたいと思ってるんですがね。時間とお金のある方はご覧下さい。
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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 00:37│Comments(0)
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