2011年04月15日

映画「塔の上のラプンツェル」感想文

映画「塔の上のラプンツェル」感想文

TOHOシネマズ名古屋ベイシティでの観賞です。

ある国の国王夫妻は国民から大変慕われていた。王妃が身ごもった時、大変な病気にかかり生死の境をさまよっていた。国王の命令で魔法の金色の花を探すよう命令を下したのだが、花の魔法の力で若返りつづけている女・ゴーテルのよって隠されていた。しかしゴーテルのミスにより兵士に花は発見され。王妃は病気から立ち直り女の子を出産する。しかもその女の子の髪の毛には花の魔力がそのまま乗り移っていた。そのことに気が付いたゴーテルは、女の子を誘拐し、高い塔の上に幽閉した。そして18年間、ゴーテルはラプンツェルと名付けられた女の子を育ててきた。彼女の髪に宿った魔法により若返りながら…。一方、国の城にフリン・ライダー一味が泥棒が入り、ティアラを盗まれてしまう。フリンは逃走中に偶然塔を見つけ逃げ込み、ラプンツェルと出会う。

「髪長姫」の呼称で知られるグリム童話のヒロイン、ラプンツェルを主人公に、自由自在に操れる驚くほど長い彼女の魔法の髪に秘められた謎と旅を描くアドベンチャー・アニメーション。「ボルト」のバイロン・ハワードとネイサン・グレノが共同で監督を務めています。

まずはなんと言っても「頑張った」アニメーターさんを賞賛したいと思います。動き、影のつけ方、リアルながらもアニメの域を逸脱しない登場人物の設定。見事だったと思います。またディズニーらしさもちゃんと登場してくる馬のキャラクターの中に活きています。また屋根を伝い盗みにはいるくだりや、塔の中にお姫様が幽閉されている辺り、「カリ城」のエッセンスがあると思います。正直これは悪くは捉えませんでした。こういうのを正しい「オマージュ」というんだと思います。

しかし個人的にはミュージカル仕立ての展開はどうも好きになれません。タモリさんがよく「見ていてこっちが恥ずかしくなる」と言いますが、私もそういった感じ方をするほうなのでやっぱり恥ずかしくなってきます。

本当に特上レベルの素晴らしい技術のCGアニメなのですが、エンドロールの手書き風の画を見て、何となくホッとしてしまうのは私が古い人間なのでしょうか?時間とお金のある方は是非ご覧下さい。


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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 00:16│Comments(0)映画
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