2011年11月01日
映画「ステイ・フレンズ」感想文
シネプラザ・サントムーンでの観賞です。
ニューヨークでヘッドハンティングの仕事をしているジェイミー(ミラ・クニス)は、顧客からの依頼でロサンゼルスで活躍するアートディレクターのディラン(ジャスティン・ティンバーレイク)を転職させようと、彼をニューヨークへ呼び寄せた。せわしないニューヨークに、空間的に広くて穏やかなロスからやってきたディランは戸惑うが、ジェイミーの手際よく活動的な仕事振りもあってニューヨークへやってくることを承諾する。ニューヨークの会社で早くから頭角を現し始めたディランだが、頻繁に会って話をする友人はジェイミーだった。話をしているうちにお互いを縛る恋愛のスタイルに辟易している二人は、友情だけで恋愛感情なし、甘い言葉もなしだが、「体の関係」ありの付き合いを始めた。それは二人にとって理想的な男女関係に見えたが、二人の家族や生い立ちなどから微妙にズレが生じてくるようになってしまう。
恋愛に不器用な男女が、親友同士から気軽なセフレへと変化したことから派生する出来事を映し出す現代的ラブストーリー。監督さんは「俺たちチアリーダー!」のウィル・グラック。主演の敏腕アートディレクター役に「ソーシャル・ネットワーク」のジャスティン・ティンバーレイク。友人のヘッドハンティングを生業としている女性役に「ブラック・スワン」のミラ・クニス。そうそう、チョイ役でマシ・オカさんも出ています。
ミラ・クニスさんと言う女優さんは決してきれいな女優さんではないと思いますが、何かしら魅力を感じるところがあります。この映画でも、傷つくことに怯えながらも、強い女を表現しつづけるキャリアウーマン役を上手くこなしていると思います。また主役二人の掛け合いのセリフなんかもなかなか軽快で「アメリカのラブコメ」らしさが良く出ています。また二人の家族を演じる俳優さんたちが、なかなか良い味を出してくれています。
ただ演出面では「もっと普通に」やって欲しかった気がします。だいたい空港の入国ターミナルビル内で、あんな不自然な風が吹くわけないだろ、と思ったりしますね。もっと自然にあのシチュエーションに持っていける気がします。まぁこれも「アメリカのラブコメ」らしいと言ったら、らしいんですが…。
「ブラック・スワン」でミラ・クニスと一緒に出ていたナタリー・ポートマンが同じようなテーマの「抱きたいカンケイ」って映画に出ていたなぁ。それと比較するのも面白いかもしれません。時間とお金のある方はご覧下さい。
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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 00:02│Comments(0)
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