2012年03月02日
映画「ペントハウス」感想文
MOVIX清水での観賞です。
マンハッタンの一等地にある超高級マンション「ザ・タワー」。マネージャーを務めるジョシュ(ベン・スティラー)はマンションの住人からも、従業員からも信頼されていた。中でも最上階に住む証券取引の大物アーサー・ショウ(アラン・アルダ)とは同郷でチェスの対戦もするほど親しい間柄だった。ある朝、そのショウが迎えの車がやってきても乗車せず、マンションの周囲に不審な車があった。異変に気づいたジョシュはマンション内に厳戒態勢を取らせるが、ショウは駐車場にいたクリーニング会社の車で連れ去られてしまう。車を追うジョシュだが、彼の目の前で車は横転。しかし彼の目の前に現れたのはFBI捜査官のクレア(ティア・レオーニ)だった。ショウは様々な証券取引における詐欺の容疑で逮捕されたのだ。そこでジョシュは大変なことに気づく。マンションの従業員の年金をショウに預けて運用していたのだ。預けた金は失われ、自殺未遂をする従業員も現れたほどだ。怒りが頂点に達したジョシュは、自宅監禁されているショウのもとを訪れ、彼の所有するフェラーリ250GTロッソのガラスやランプを破壊する。マンションの経営者は怒り、ジョシュは解雇されてしまう。しかしショウが2000万ドルを自宅に隠し持っているという情報を聞きつけ、失った金を取り返すため仲間たちとその金を奪う計画を立てる。
超高級マンションを舞台に、最上階のペントハウスに住む大富豪に全財産をだまし取られたタワーの使用人たちの奪還作戦を描いた作品です。監督さんは「X-MEN:ファイナル ディシジョン」のブレット・ラトナー。主演のマンションマネージャー役に「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」のベン・スティラー。主人公の幼馴染の泥棒役に「星の王子ニューヨークへ行く」のエディ・マーフィ。主人公の同僚で義理の弟役に「キラー・インサイド・ミー」のケイシー・アフレック。マンション最上階に住む富豪役に「アビエイター」のアラン・アルダ。
さてネットではかなり厳しい評価が付いていたこの作品ですが、結構ハラハラしたりしてそれなりに楽しめた作品となりました。基本的にはプロではない集団の犯行は、だんだん歯車が狂っていったりして、かなり出たとこ勝負になってくるストーリーも面白く思いました。最近はあまり見なくなったエディ・マーフィも、「らしい」しゃべりが優先した演技は健在でしたね。また悪役を演じたアラン・アルダ。本当に表情が多彩で、この作品一番目立っていたかも知れません。
ただ、こういった作品はそこを突いてはいけないのかも知れませんが、やはり設定の無茶苦茶加減は否めません。犯罪に加わっている主人公グループの連中もそうですが、弁護士やFBI捜査官までど素人ではないかと思ってしまうような設定です。ここらへんがネットの評価を低くしている原因だと思います。またもう少しエディ・マーフィを長く見たかった気がします。
まぁ肩ひじ張らずに観られる一本だと思います。時間とお金のある方はご覧ください。
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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 00:53│Comments(0)
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