2012年05月14日
映画「タイタンの逆襲」感想文

シネマサンシャイン沼津での観賞です。
海の魔物クラーケンを倒してから10年。勇者ペルセウス(サム・ワーシントン)は息子と共に漁師の生活をしていた。クラーケンを倒した時に共に戦った妻には先立たれていた。しかしペルセウスは息子に勉強をさせ、漁を教えていたが、剣術など戦いに必要なものは何一つ教えていなかった。そんなペルセウスのもとに父親である全能の神ゼウス(リーアム・ニーソン)が訪れ、世界に再び危機が訪れることを告げていた。それはゼウスらの父でもある巨神クロノスが復活するであろうことだった。ゼウスは兄の海神ポセイドン(ダニー・ヒューストン)と息子の軍神アレス(エドガー・ラミレス)を引き連れ冥王ハデス(レイフ・ファインズ)のもとを訪れた。昔のように兄弟力を合わせクロノスを倒すべくハデスを口説きに行ったのだった。しかしアレスはハデスと手を組み、父であるゼウスを拘束し、伯父のポセイドンに瀕死の重傷を負わせた。一方息子をゼウスに会わせるため神殿を訪れたペルセウスは、そこで重傷を負ったポセイドンに出会う。ポセイドンは地下で起こったことを全て告げ、アンドロメダ女王(ロザムンド・パイク)のところにいるペルセウスと同じ半神の息子アゲノール(トビー・ケベル)と協力し、ゼウスを助け世界の危機を救うことをペルセウスに依頼した。そしてポセイドンは死を迎える。ペルセウスは再び世界の危機を救うべく戦いに向かう。
前作「タイタンの戦い」のキャストが再び集まり、ギリシア神話を題材にしたアクション大作。監督さんは「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のジョナサン・リーベスマン監督。主演の勇者ペルセウス役に「アバター」のサム・ワーシントン。全能の神ゼウス役に「96時間」のリーアム・ニーソン。冥王ハデス役に「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のレイフ・ファインズ。
さてギリシア神話を基にした映画ですが、非常に人間的な神々が魅力的な話です。神々のお間抜けな部分は出てきませんが、劇中のセリフでもありますが、その心の中は非常に人間的です。そういった神々の心の中の動きが良く表現されていると思います。また前作同様モンスターのCG処理はなかなかのものです。一つ目の巨人、なかなか良く出来ていると思いました。
ただギリシア神話の構図がわかっていないと、神々と人間の関係や、神々の中の関係が良くわからないと思いますね。それからやはり悪いヤツは徹底的に悪く表現して欲しいものです。悪者の心変わりはいいのですが、ずいぶんアッサリと心変わりしてしまったなと言った感じがします。また全体的に一本調子な感じがしてしまうのは僕だけでしょうか?
短い映画が基本好きなのですが、この作品はもう少し時間をかけても良かった気がします。時間とお金のある方はご覧下さい。
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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 01:06│Comments(0)
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