2012年07月11日

映画「宇宙兄弟」感想文

映画「宇宙兄弟」感想文

シネプラザ・サントムーンでの観賞です。

幼い頃、見上げた夜空に偶然UFOをみた兄弟は大きくなったら宇宙飛行士になることを誓った。その弟の南波日々人(岡田将生)はロケットで月面に向かい、長期滞在をするプロジェクトに日本人として初めてミッションを行うこととなった。一方、兄の南波六太(小栗旬)は自動車のデザインをする会社でデザイナーとしての仕事をしていたが、上司と「衝突」し会社を辞めることになってしまった。就職活動をする六太に一通の封書が届く。それはJAXAからの宇宙飛行士の採用試験の通知だった。それは六太の知らないうちに日々人が勝手に申し込んでいたものだった。幼い頃夢見ていた宇宙飛行士だったが、現実を直視し諦めていた六太だったが、日々人の後押しもあって挑戦することに決めた。宇宙飛行士に向けての様々なテストをJAXAで繰り返していく六太を含んだ候補生たち。一方打ち上げに成功し、月面でのミッションを始めた日々人だったが、彼に突然のアクシデントが襲いかかった。

週刊「モーニング」で連載中の小山宙哉によるベストセラー・コミックを実写映画化したものです。監督さんは「ひゃくはち」の森義隆監督。主演の宇宙飛行士を目指す兄弟の兄役に「岳 -ガク-」の小栗旬。夢をかなえた弟役に「プリンセス トヨトミ」の岡田将生。宇宙飛行士育成を手がけるJAXA職員役に「SP 革命篇」の堤真一。主人公と共に宇宙飛行士を目指す候補生に麻生久美子,濱田岳,新井浩文,塩見三省,井上芳雄ら。

さてまずは豪華なキャスト陣に目を奪われます。主役の二人も当然なのですが、他のキャストも実力派を配しています。途中で小栗旬さんに声をかけるロケット発射を見るアメリカ人の老人はアポロ11号の乗組員だったバズ・オルドリン氏本人でビックリでした。主題歌はコールドプレイ。オープニングのスプートニクからの宇宙開発の歴史をパラパラマンガのように追って行ったりして視覚的効果もなかなかのものです。JAXAやNASAの協力もあって、設定も結構しっかりしているなと感じました。そういえば最近JAXAのマークを見るとテンション上がるんですよね(^^)

ただ映画そのものとしては平凡な感じがしました。コミックの原作(まぁ例によって読んでないんですが)をそのままなぞったような感じ。イケメンの小栗旬が大泉洋よろしくテンパの情けない男を演じていて、そのギャップで面白く感じるのですが、もう一つ演出で「これは」といった感じのものが欲しかった気がします。

主人公兄弟の母親役の森下愛子さん、何か久しぶりに見たなぁ。昔結構好きだったんですよね。昔見た吉田拓郎さんのドキュメントに少し出ていたんですが、それ以来かなぁ。これからもスクリーンに出てくださいね。時間とお金のある方はご覧下さい。


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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 01:05│Comments(0)映画
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