2012年12月18日

映画「ロックアウト」感想文

映画「ロックアウト」感想文

MOVIX清水での観賞です。

21世紀後半のアメリカ。CIA捜査員のスノー(ガイ・ピアース)は極秘の任務に当たっていた。それは機密書類の入ったブリーフケースを奪還するものだったが、身内の裏切りにあい仲間を殺される。ブリーフケースを別の仲間に渡したスノーだったが、当局によって逮捕される。それはスノーが仲間を殺害した犯人に仕立て上げられたのだった。無実を主張したスノーだったが、目撃者がCIAの高官だったため有罪になり「MS1」刑務所に送られることとなる。重犯罪者が送られる刑務所「MS1」は大気圏外に存在し、収容される犯罪者は冷凍睡眠により眠らされたまま収監される。そのため多数の犯罪者を収容でき、脱獄も不可能となっていた。しかし冷凍睡眠による収監は人間としての様々な機能を失う恐れがあり一部で問題視されていた。そのことで人権団体のメンバーとして「MS1」を訪れたアメリカ大統領の愛娘エミリー(マギー・グレイス)は犯罪者の一人を睡眠から覚めさせ調査をしていた。しかしエミリーのボディーガードの油断から犯罪者に拳銃を奪われ、ついには収監されていた500人の犯罪者が覚醒し「MS1」を制圧することになる。娘の心配をする大統領はCIAの高官の進言により、「MS1」の送られることとなっていたスノーをエミリー救出のために送り込む事にした。しかしスノーが「MS1」に向かう理由はもう一つあったのだ。

囚人たちの暴動が発生した宇宙刑務所を舞台に、彼らの人質となった大統領の娘を救い出す指令に挑む元CIAエージェントの活躍を、息詰まるタッチで追うSFアクションです。製作は「レオン」などのメガホンをとったリュック・ベッソン。監督さんは短編やテレビシリーズで活躍してきたステファン・サン・レジェとジェームズ・マザー。主演のCIAエージェント役に「プロメテウス」のガイ・ピアース。大統領の娘役に「ナイト&デイ」のマギー・グレイス。

さてリュック・ベッソンらしいテンポの良い作りとなっています。主演のガイ・ピアースさんは自分が過去に観た彼の出演作品に比べて、口数は多いものの男らしく見えました。そして何よりも1時間半くらいの映画で登場人物も少なく、展開もわかりやすい作品に仕上がっているのは、軽い気持ちで映画を観るといったシチュエーションにはうってつけだと思います。ある評価ではB級映画らしいというコメントがありますが、作り手の狙いはここにあるんじゃないかなと思ったりもします。

まぁ前出の通りB級映画ですので、話の展開は非常に雑だと思います。まぁそこは目をつぶるとしても、私個人としてどうかと思ったのはCGの処理があまりに稚拙な気がします。始めの方のカーチェイスのシーンはほとんどどんな展開が行われているのかわからなかったし、宇宙空間の戦いも最初のスターウォーズレベルの感じがします。もっとも最初のスターウォーズは特撮だったんですがね。

まぁ時間つぶしにはうってつけの作品だと思います。時間とお金のある方はご覧下さい。


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Posted by 清水落語王国Web管理人 at 01:10│Comments(0)映画
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